キャベツ太郎の美しさ

制服の第二ボタンを貰ったら猪の肉だった。

そんな経験は誰しもあると思います。
外れた馬券を投げながら、こいつらみんなサクラだ、などと悪態をついた御仁も多かろうと思うわけです。




出だしから非常に苦しい展開に追い込まれた感があります。
例えるならば現役最後の試合で頭突きをしてしまって退場になったもののこれは困った、直接電話して謝ろう。


示談に持ち込もう。



さらにつらい記事になってきました。


マクドナルドでスマイルじゃ飽き足らずに、微笑を注文するよりも苦しい展開。
やはり無料なのだろうか。今、ちょっとだけ疑問に思ったりするわけでして、
あの体に良さそうなシェイクを頼んで氷の微笑なんかもオーダーするとやはり無料なのだろうかとか、今、わたしの頭の中ではどうでもいい疑念が渦巻いているのです。


話は変わりますが、わたしは日頃からわざと言葉を間違えて楽しむ癖があり、
例えば「海のもくずとなる」は「海のもずくとなる」と変換して使います。
「オブラートに包んで言わなきゃ」は「ビブラートに包んで言わなきゃ」とするわけです。
何が楽しいって別になにも楽しくはないんですが、こうやって日頃から日本語変換をしていると、大切な場面でも間違ってしまうという欠点があります。



さて、オブラートに包むで思い出しましたが、『昭和レトロシリーズ』のミニチュアが熱い! | Excite エキサイト
ここで紹介されているボンタンアメ。
懐かしいです。
とても好きで、「南国特産」という嘘っぽいフレーズに惹かれてよく食べていました。
「この透明なフィルムって食べられるの?」としばしば母に聞いたものです。
「さあ」
そんな無責任な返答をしてくれる母でした。

よっちゃんいかも常備食でした。奇妙に赤い、まるでタコを意識したような中身は今もって理解できません。「当たり」が出やすいことで、子どもたちにはなかなかの人気でした。

でまあ、そんな子ども心にも最も不可思議だったのは、「キャベツ太郎」です。
まずもって保安官姿のカエルで思考回路を完全に寸断されます。
ネクタイを締めたカエルが敬礼、と見せかけてやや異種格闘技な仕草。

c0082771_2058970.jpg


そして誰もが困惑する「キャベツ」という呪文。
成分表示には一切キャベツは出てきません。味もキャベツとは無関係。
それどころか「ソース味」と声高に謳っています。
警棒と拳銃をしっかりと装備した緻密なカエル警官と、成分0%のキャベツ。
わたしには生涯解けない謎のひとつなのです。
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# by Your_sea | 2006-07-27 20:18

雨の日にはローソンで

最近、牛乳って飲んでます? | Excite エキサイト
 

 牛乳を買うたびに、きっと飲みきれないのだろうと思う。
実際、冷蔵庫には賞味期限が5月で切れている牛乳が、まだある。

 今日も牛乳を買った。
牛乳のパッケージはとても楽しい。見ているだけでご飯お代わりができる。

おしどり牛乳

 これなんか早くも牛を完全無視である。
説明文も「コくがあっておいしい!」ってなんだか投げやりだ。

こぶしが丘低温殺菌牛乳

 こういうのは惹かれる。
やたらと「……」が目立つのが良い。
販売者の弱気と自信の間、が窺える。
「サラッとしていて、コクがある・・・
 口の中いっぱいに広がるほのかな甘み・・・」
この一文なんて名文だ。とてつもない苦悩と迷いが窺える。

木次パスチャライズ牛乳

 これは普通にパッケージがかわいい。とてもかわいい。
実際に飲んだ人たちの感想も掲載されています。
わたしが感銘を受けたのは、

■感動しました!
こんなにおいしい牛乳は生まれて初めてでした!今まで飲んでた牛乳っていったいなんだったんだろうって…。
もう他の牛乳は飲めない…とまでは言いませんが



 言わないのかよ。



 でまあ、ここで紹介したような牛乳はもちろん地元のスーパーでは手に入らないわけで、
今日も普通の3.6牛乳という2.26事件よりは濃そうな牛乳を買うのです。

 で、本題なのですが、支払いを終えて袋詰めをしていると、隣のおばちゃんが携帯片手に大声で喋っているわけです。
「迎えにね! だから迎えにね! 来てって話。は? どこにいるの? だーかーらー(ちょっと前の女子高生)あなたはどこにいらっしゃるんですか! どーこーにーいらっしゃるんですか! はい? じゃあローソン。ローソンの前で待ってるから。もしもし? ローソン! ろーーおーーーそーーん。象さんじゃなくてローソン!!」


さあ象さんきた。
わたしの記憶では「象さんの前」という場所は存在しない。


「象さんじゃないんだって。もー!(かなり怒ってる)。ローソン! ローソンってあるでしょう! はい? だから象さんじゃなくって!!」

 なんでもいいのだが、象さんの前で待ち合わせって美しいなって思ったのです。
そんな一日だったわけで。
 
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# by Your_sea | 2006-07-26 21:23

さよならベーグル



 その日もいつものように駅の北口で彼と待ち合わせていてちょうどドコモのキャンペーンをやっていて毎度のごとく先に着いてしまったわたしはぼんやりと眺めていた。
太ももがあらわになった若いキャンペーンガールが「ぜひぜひお手にとって写真をとってみてくださーい」と微笑んでいるのだがそんな彼女のことを一眼レフの大きなカメラで収める男たちがなにやら滑稽だった。
地方都市の駅だからかキャンペーンに励む彼女らはさしてプロポーションもよくなく良い意味でなく平坦な日本人的な顔立ちだなどとほくそえんでいるわたしはやはり性格が曲がっているのかもしれない。なにせもうわたしは三十になろうとしていて若さというものに無条件に報復したい衝動に駆られてしまうのかもしれない。自分では分からないけれども。

 改札から彼が出てきて小さく左手を挙げた。わたしは小さく頷くのだがこれは我々がいつも交わす挨拶だ。いつからこういうやりとりをするようになったのかは不明だがまあどこにでもいる平凡なカップルの平凡な儀式なのだ。
黒いTシャツに色落ちしたジーンズでたしかあのジーンズはビンテージもので二万円くらいしたらしいがどうにもみすぼらしい。猫背が問題なのだろうかそれとも上下のコントラストが強調されすぎているのが原因か。白いシャツにすればまだよかったのに。
「待った?」
「二日くらい」
「怒ってるの?」
「いえいえ。こんなに素敵な雨空なのになぜ怒るのよ」
「いつ来たの?」
「だから二日前だ。わたしは空腹だ」

 彼はデパ地下のパン屋に連れて行ってくれた。
「とりあえずさ。サンドウィッチでも買って公園に行こうよ」
「うんうん。雨の公園なんて最高なチョイス」
「あ。そっか。雨だった」
「いいわよ。空いてるだろうし」
 わたしはベーグルを買った。ピザパンやゴルゴンゾーラをたっぷり使ったチーズチャパタも気になったがどうしてもこのベーグルが気になった。森林を分け入って白樺に手をかけてひと息ついたら足元にもっそりと落ちているような不思議な色合いのベーグル。
「サンドウィッチは?」
「うーん。どっちでもいい。わたしはこれをとにかく買う」
「へんなの」
 落胆した表情を浮かべる彼を無視してわたしはベーグルをひょいと頭に乗せた。思ったとおりだった。ぴったりとベーグルは頭頂部でわたしの一部となり帽子のような天使の輪のような奇妙な安らぎを与えてくれる。
「なに、おい。なにやってんだよ」
 わたしはそのままレジまで歩んで「ごめんなさいね。すぐに使いたかったから」とアルバイトの女の子に笑いかけた。

 どうにもしっくりこないようで彼は何度も「やめなって。みっともないよ」と言うのだがそれがまたわたしの優越感を高めるのだった。
「お腹が空いたらいつでも食べられるしね。これって最高のベーグル活用法」
「そういうことでなくてさ」
「こうやって斜めにかぶれば皇室っぽくない?」
「ない」
 そっか。ないか。しかしわたしは頭にベーグルを乗せて歩くことに完璧なまでの美しさを見出してしまった。これほど機能的で感性に訴えかける情景などないじゃないか。問題は雨だった。傘なんて差す気にもならなかったからすいすいと歩き続けたのだが公園に着く頃にはすっかり全身が湿ってしまって同時に頭上のベーグルももちもちを通り越してしっとりしすぎてしまっていた。ひょいと頭から取ってひと口齧ってみるともそもそ感と湿った感触でどうにも美味しくない。ああまったくもう美味しくない。
 わたしは悔しさのあまり立ち止まって先に歩いていた彼がちょうど振り返って心配そうな顔をしたのでその顔めがけて歯型のついたベーグルを思い切り投げてやった。
次はカレーパンでも頭に乗せようかなってそう思うのだった。
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# by Your_sea | 2006-07-24 21:23

パロマランプ その後


 さて、先日購入したアロマランプですが、そろそろ感触がつかめてきました。
何度も説明書を読みながら、毎日使ってみたわけです。
ちなみにわたしが購入したアロマランプは以下の通り。

 ランプベルジェ アロマランプ  8,500円

 ランプベルジェ アロマオイル(もみの木)500mL 3,000円

 ランプベルジェ アロマオイル(ラベンダー)500mL 3,000円

もみの木を連日使用しているのですが、思ったよりも甘い香りです。
使い方はとっても簡単です。


1 アロマランプを火の気のない平らな場所に置いてランプシェードを外す。

2 ランプシェードを外したら、ランプの2/3ほどまでランプベルジェのアロマオイルを付属でついている漏斗で入れる。(この漏斗がちゃちい)
この時入れたオイルは、大体8時間ほどの使用が可能な量となる。

3 バーナーの芯を入れて、20~30分ほど放置してバーナーの芯を伝ってオイルが上部のセラミックへ染み込むまで待つ。(長渕を5曲歌うのが目安です)

4 浸透が終わったら、セラミック部分に火をつけて、炎が小さくなって、セラミック部分が全体的に白くなるまで火をつけたままに。
火をつけてから2分ほど待つと白くなるので、すぐに火を消す。(あまり待ちすぎるとおばあちゃんが白くなっちゃう!)

5 火を消したら、ランプシェードをかぶせる。
使用時間は大体10~40分程度で充分。
使用をやめる時は、ランプシェードを外して、密封キャップをしっかりとはめる。

 とこんな感じです。
ほんのりと甘い香りに包まれて、安眠が約束されるわけです。
やや高価ですが、例えば消臭剤を買うのだと思えばお得かもしれません。
というのも、ランプベルジェは当初衛生面での発明だったらしいです。
衛生面というのは、酸化作用があるため一酸化炭素や二酸化炭素を酸素にかえてしまうという眉唾な効果です。
さらにオゾンは除菌効果に優れていて、ハウスダストやダニの死骸やフン、タバコの煙から発生するニコチンも除去してしまうそうなんです。

 実際どうなのかは検証中です。
手打ちパスタが案外まずかったりすることもあるので、慎重にいきたいです。(意味不明)


 さあ。あなたも快適なアロマライフを楽しんでみませんか?
改造はしちゃだめ!



 このブログはなんのブログになるのか、いまいち不明です。
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# by Your_sea | 2006-07-23 19:25

今更なのだけれど

合計1000万円の旅が当たるプレゼントキャンペーン開催中!

もう遅いでしょうか。
まだネームカードというものの機能すら分かっていないのですが、まあそれは良いのです。
写真を載せられないことが切ないですが、そもそもうちにはデジカメがないことに気がつきました。

なのでデジカメを買ってみたのです。
やはりフィルムにこだわって、富士フィルムの製品にしました。
数日後に届く予定です。

衝動買いって怖いなって、思うんです。
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# by Your_sea | 2006-07-22 19:35

フェイント



 高校時代からの友人に、誕生日プレゼントを貰った。
彼は小学校の頃からサッカーをやっていて、だからだろうか。スパイクが贈り物だった。
「あのさ」
 煙の立ち込めたHUBで僕は困ったように言う。
「手に入れるの苦労したよ。イングランド製」
「まあありがたいんだけどさ。ほら」
「なに」
「サッカーできないんだよね。僕は」
「ああなるほどね。でもそれってシティ用だから」
 大学の誘致を繰り返してきたこの町は、こういった安酒場は妙にうるさい。
未だに一気飲みをする若者がいることに驚くばかりだった。
「シティってあれ? 街でってこと?」
「だよ。この靴のすごいのはさ」ここで金髪の男が嬌声をあげる。
「はい?」
「いやね。すごいのは常人離れしたフェイントができることなんだよ」
「へえ」
「信じてないだろ」
「まあね。だって僕はサッカーできないし」
「西田敏行みたいなセリフばかり言うなよ」
「なにそれ」
「なんでもないよ」

 気が進まなかったが、僕はその靴を履いて街へ出た。
こつこつとアスファルトを刻む音は心地よかったが、どうにも服装に合わないようにも思えた。
ところがだ。スピードを緩めずに路地を曲がってきた車を、無意識のまま不思議なステップでかわす事ができた。
左足が後方に引っ張られ、それを軸に体ごと反転して回避したのだ。
これほどの敏捷性が僕に秘められていたのか、それともこの無骨な靴のせいなのか。

 いくつか特筆する出来事が起こった。
歌舞伎町を酩酊して歩いていた夜半のこと。
前方から見た目の凶悪さならサファリパーク以上な男たちがやってきて、
これまた運悪く「ガンを飛ばした」などといちゃもんをつけられたことがあった。
願を飛ばしたい気分だったが、そんなつまらないジョークは通用しない。
血気盛んで少し献血でもしてきたほうがいいと思われる最年少が僕の胸倉をつかみ、
いや、正確にはつかもうとして、次の瞬間僕は彼の背後に回っていた。
ここでも意識しない不可思議なステップで、これは文字には現せない。
なぜなら僕自身、どんな足取りで彼の背後に回ったかすら分からないからだ。
とにかく男たちがいくら僕を捕まえようとしたところで、僕の体はボクサーのように、
いやいやそれ以上の身のこなしでフェイントをかけていくのだ。
まさに天性のドリブラー。小太りなマラドーナを思い出した。

 その日、お台場に僕はいた。
今から思えば、なぜこんな日にこのサッカーシューズを履いてきてしまったのだろうかと悔やむ。
そろそろ結婚を申し込もうと考えていたユカリと、お台場のクルーズ船に乗ったのだった。
彼女はその晩も美しく、なによりも端正で彫りの深い顔立ちにやや太めな二の腕というアンバランスが僕の好みだった。
僕は数週間かかって高くもなく、それでいて陳腐でもない指輪を、もちろんユカリに良く似合う指輪を懐にしまっていて、
青い光が散りばめられた街が遠くに見える船の上で、ひとしきりタイミングを狙っていた。
「あのさ」
「なあに」
「これ」
「あ」
「いやね」
「ありがとう。どうしてどうして?」
「いやね」
「うれしすぎる」
 そんなやり取りがあって彼女は小さな小さなダイヤの指輪を、薬指に通してくれた。
この瞬間の喜びといったらなかった。
自慢げに手の甲を僕にかざし、ユカリは美しい笑顔のまま僕に身を寄せてきた。
それは完璧なフェイントだった。
僕の足は華やかにステップを刻み、体を預けてきた彼女を見事にかわしたのだ。
勢いあまったユカリは夜の海に転落し、その暗黒に落ちていく刹那、薬指のダイヤがかすかに光ったことを、僕は今でも覚えている。

 
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# by Your_sea | 2006-07-22 10:00

ラウルの動く白

トラバでボケましょう2006 第8回大会 開会です。



「で? ラウル?」
「うん。ユニフォームの白にかけてさ、動く白」
 わたしは深々と溜息をこぼしました。
駄洒落が悪いとは言わない。ただ雰囲気を大切にできない男は嫌悪感を覚えるのです。
「でっさ。めぐみさんはなんでその彼と駄目になっちゃったわけ?」
「いろいろとね」
「またあ。そうやってもったいぶって」
 何度彼との決別の原因を話したろう。
この目の前にいる能天気な、それでいて本当は小心者の男にあの話をするのは面倒だったのです。

 わたしが体の異変に気がついたのは二年前でした。
顎の周囲が傷む夜が続き、元来甘いものが好きな嗜好から、恐れていた虫歯が再発したのだろうと思っていたのです。
毎日のように鏡の前で口を開け、奥歯まで観察しました。
痛みは歯の存在する場所よりもっと奥深く、例えば喉。
そのあたりからやってくるような気がしました。

「でもさー。結婚式の直前で逃げ出すってのはひどい。ひどすぎる」
「そうね」
「許せないな。この場にいたら殴ってやりたいよなー」
 この男は決して茶化しているのでもなく、言葉という恐ろしい武器でわたしを痛めつけようと企んでいるわけでもないことは理解していました。
ただもうわたしは、こんな不毛な回想というのでしょうか、そんな話を口にすることに辟易していたのです。
「エラができたのよ。それだけ」
「ははー。えらいこっちゃ」
「ほうら。これ」
「もーめぐみさんはいっつも真顔でおかしなこと言うんだからさー」
「よく見なさいよ」
「はあ」
 わたしは髪をかき上げる。どんなに灼熱の季節でも切ることのない髪をかき上げるのです。
案の定、この男もだらしなく口を開けたまま、わたしの首筋を凝視していました。

 なにやら異変が起きたことを告白したのは、ちょうど結婚式を控えた二週間前。
梅雨が明けて、新緑がところどころ目を楽しませてくれる頃でした。
首筋に気味の悪い穴が、そう、まるで鋭利な刃物で切り取ったような穴が左右三本ずつ、できていたのでした。
当然わたしは泣きながら病院へと駆け込んだのでした。
「まさかねえ」
 初老の医師は困惑したまま、「まああの、お薬は三日分出しておきますから」と言いました。
いったいなんのお薬だったんでしょうね。
 その後も病院に通ううち、県内随一の医大を紹介されました。
そこで彼に相談したのです。
ただ泣いているわたしを、彼は様々な言葉で慰めてくれました。
ただ、その夜は一度たりとも彼はわたしの体に触れませんでした。

 そのころのわたしにはこの病がどんなものか、うすうす気付いていました。
海へ行くと、わたしはシュノーケルを身につけて沖まで泳ぎます。
底にかろうじて光が届くくらいの場所まで来ると、わたしはゆっくりともぐってみるのです。
いくらもぐっても、ちっとも苦しくありませんでした。
想像通りでした。わたしはどういうわけか、この醜い首筋と引き換えにエラ呼吸を身につけたのです。

 最後でもいいから。
そう言って、わたしは彼をこの海に連れてきました。
最初にわたしたちが旅行できた海です。
当時のことは良く覚えています。
わたしは買ったばかりの白い水着が照れくさくて、木陰でもじもじしていました。
彼はとんでもなく綺麗だって、と満面の笑顔で励ましてくれたのでした。

 彼は足のつく場所から、わたしのことを不安げに見ていました。
きっと彼はこう思っていたのでしょうね。
「この女は結婚を破棄したことで、自暴自棄になっている。もしかして俺を連れ出してこの海に……」
まあ当たらずとも遠からずです。
わたしは彼にお別れするために、ここへ来たのです。
でもあなたが思うような愚行をするつもりはありません。
わたしはとても醜い。あなたにはふさわしくないほど醜い。
でもわたしはここではじめてあなたを愛したことだけは、いつまでも忘れないつもりです。

そしてわたしは、この深い海に、帰っていくのでした。
方角なんて気にせずに、深海を気の済むまで泳ぎ続けてみようと思うのです。











■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


  

……題名だけがオチなんです。
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# by Your_sea | 2006-07-21 22:31

魅惑のアロマランプ


アロマテラピーというのでしょうか。
ハーブティーにでも凝ろうかと思っていたら肩が凝って、いつの間にかオンラインショッピングしました。

お香は煙草でいうヤニのようなどろどろが気になるので、アロマランプを買うことにしたのです。
いろいろなグッズがあるんですねえ。決めるまでに半日かかりました。
その結果私が選んだのは、

1 ランプベルジェ アロマランプ  8,500円

2 ランプベルジェ アロマオイル(もみの木)500mL 3,000円

3 ランプベルジェ アロマオイル(ラベンダー)500mL 3,000円

この三点を買ってみました。
アロマオイルに関しては、「ヒノキ」が欲しかったのですが、残念ながら在庫切れ。
最高に気になっていた「イランイラン」も見当たらず、涙をロックで呑みながら上記のチョイスをしました。


でね。届いたんです。
早速オイルを腹八分目まで注いで、点火。
火を使うのは怖いので気が乗らなかったのですが、このアロマランプは2分ほど火を灯したら、消していいのです。
あとは20分ほど放っておく。すると芳香が部屋中に広がるのです。
暮らし安心クラシアンです。

まずは「もみの木」で癒されてみました。
もう天井をトナカイが飛んでいるような夢見心地でした。
500mLも入っているのでかなりお徳かとも思いましたが、案外減りが早いです。


お風呂に精油を入れるのも楽しいですが、なかなかこのアロマランプ君もいいですよ。
今ならご購入いただいたあなたにパロマランプ(改造済み)を付けちゃいます。
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# by Your_sea | 2006-07-21 20:57



「わたしの恋愛には常に犠牲があった。

 今回の恋愛は幾人もの人々を絶望に追いやった。

 しかしこれほどわたしは人を愛した事がなかったし、
 
 これからもないのだと思う。

 誰も傷つけずに、祝福される恋愛は映画の中にたくさん見てきた。

 けれどすべて嘘のような気もしていた。

 実際に嘘なのかもしれないと今は思う。

 わたしは多くの人々を傷つけた。

 しかしこの愛はわたしのすべてだった。

 最も情熱に溢れ、最も苦しい恋愛であった」
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# by Your_sea | 2006-07-19 19:00

満ちない月 流れない星

もうわたしの月は満ちることはない

なぜならわたしの空にはあなたの残像しかないのだから


わたしが立ち寄ったカフェで

ろくにメニューも見ずにあなたの好きだったハーブティーを頼んでみた

美しい薄紫がまるであなたのようだった


そしてあなたのことを考えてみます

あなた以外のすべてのことは思い出せる

青白いライトに包まれた観覧車や

小さな窓から見えた繁華街の灯

どれもわたしたちには関係がなかったね

だってわたしには

わたしにはその場所ではあなたがすべてでしたから


もうわたしの月は満ちることはない

なぜならわたしの空にはあなたの残像しかないのだから


もうわたしのこころに星は流れることはない

なぜならわたしの空にはあなたの残像しかないのだから
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# by Your_sea | 2006-07-18 20:28