笹を食べて元気になる
あの「300円ガンプラ」が半分サイズに縮んだ
『80年代はじめ、大ブームをまきおこしたあの、初期の144分の1スケールのガンプラ、いわゆる「300円ガンプラ」(400円や500円なども、もちろんありますが)が、そのまま2分の1サイズになって発売される。』 何分の一とか言われても実物見た事がないのでなんともわかりませんが、とにかく当時のプラモデルの1/2が発売ということです。 どうだおっさんたち懐かしいだろう? わたしもおっさんのひとりとして、とても懐かしいわけです。 当時わたしにはひとり兄がいて(現存しています)ふたりで製作に励みました。 「おまえは連邦限定な」という兄の特権とも言うべき専制君主制チックなひと言で、わたしはいわゆる連邦軍しか作らせてもらえないものでした。 色を塗らないまっちろなガンダムて、とても貧相だったなあと回顧しています。 そもそもスマートすぎるガンダムは飾るにはあまりにも味気なかった気もします。 それに、ある日小学校から帰ってくると、片腕をもがれたわたしのガンダムが屈強なグフ3機(兄作)の前に横たわっている光景が待っていました。 いつの間にかジオラマにされちゃった。 兄は紙やすりで疲弊した機体を表現したり、ライターで焼くことによって壮絶な交戦の状況を表現するという、かなり器用な技を駆使していましたが、毎回やられているのは弟の作る連邦軍でした。 なんか書いていたら兄への怨恨が蘇ってきました。 それはともかく、上記の事情により、わたしは毎回連邦を作り続けたわけで、もうガンダムなんて量産型でした。 どうしてもどうしてもズゴックでもいいから、もちろんザクでもいいから作りたかったのに、兄は強烈に厳しかったのです。「ほらガンキャノン」とかすっごい虐めです。 あるときに風をひいて、それがとっても重くて、学校を四日休みました。 両親が「なにか買ってきてあげるけど、メロンがいい?」というので、「ギャン」と答えたことを思い出します。 それがわたしのはじめて作った、ジオン軍だったのでした。 なんの話だ?
by Your_sea
| 2006-08-29 20:24
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